1928年公開のアニメ「蒸気船ウィリー」でスクリーンデビューしてから80年にわたり不動の人気を誇ってきたミッキーに、今夏、強力なライバルが登場する。
「レミーのおいしいレストラン」は、おいしい食べ物が大好きなネズミのレミーが、半人前の人間のシェフとともに一流シェフを目指す物語。ディズニー史上でネズミが主人公になるのは89年に「わんわん物語」と併映公開された「オリビアちゃんの大冒険」のネズミ探偵・バジル以来で、日本で公開された単独長編アニメとしてはミッキー誕生以来初めてだ。
それだけに、監督が今回一番こだわったのが主人公・レミーの描き方。バード氏は「料理をするので衛生的に手をついて歩くわけにはいきませんし。ミッキーマウスのような赤い半ズボンをはいたりはせず、僕なりのネズミを生み出しました」と、試行錯誤を繰り返した。今夏は洋画の大作が続く激戦区となるが、配給元のブエナビスタは「大ヒットさせたい。興行収入60億円が目標です」と期待は大きい。
同作では、劇中に登場する料理にもこだわっており、米最高のフレンチシェフといわれるトーマス・ケラー氏が料理を監修。日本語字幕吹き替え版はフジテレビ系「料理の鉄人」などで知られるフレンチの鉄人、石鍋裕氏(59)が監修している。




